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2024/10/09 12:00

島の装い。に関わって一番の贅沢だなと思うのは、つくり手さんの仕事場にお邪魔させてもらえること。


明日から開催の『暮らしのイッツソーグー!』で、県内の飲食店さんに”好奇心を広げるようなメニュー”での出店をお願いしようとなった時、まず真っ先に相談したのが、シュークリームの監修や(今はおやすみ中だけれども)、定期便でも最多出店を誇る島の装い。との関わりの深いnokïのやましろあけみさんだった。 ( https://www.instagram.com/noki_cake/ )


そんなあけさんがお題に対して出してくれた回答が「最近、おもしろいパティシエと知り合ったからその人と一緒にお菓子をつくって出店するのはどう?」というもの。

そのパティシエというのが、フランスや東京の有名店で働いた経験をもつ佐々木祐也さん。 ( https://www.instagram.com/ayuyikasas29/ )

あけさんが好きなお店でもパティスリーとしてバリバリ活躍していたそうで、もうすぐまたフランスのパティスリーで働くために渡仏するそうで、ビザ取得までの期間を沖縄で過ごしているという、まさにこの瞬間だけのタッグ。




そんな二人、祐也さんが毎週あけさんのアトリエへ行って、連日夜中まで試作をしていると聞いて、これは行かねばとお邪魔したのが先週のこと。もうイベント用の試作は完了していて、翌週の仕込みがはじまっていた。








元々、伝統的なフランス菓子が好きで自身としてもそういうお菓子を沖縄で一人でつくり続けてきたあけさんと、本場や都会にある最前線のパティスリーで戦ってきた(あえてこういう表現にさせてもらいます)祐也さん。祐也さんがあけさんにお菓子作りの技術を教えていたり、逆にあけさんが祐也さんに沖縄の食材のことを伝えていたり。好奇心と向上心の掛け合いが起こっていた。

違う環境でお菓子作りをしてきた二人が、にこやかに、でももちろん真剣に、仕込みをしながらお互いを高め合っている姿は眺めてるだけでとっても嬉しくなっちゃう光景で、慈しみすら感じた。










二人の技術と経験が混じり合ったお菓子の詰め合わせ。

それはこの瞬間にしか味わえない、イッツソーグー!なおいしさになりますよ。断言します。




そしてこの二人、更なる助っ人の手も借りて、とてつもない量を仕込むらしいのです。

気になる人は遅くなっても諦めずに、10/10はパルコシティへぜひ。



text:シオヒラ