2024/10/23 12:00
海外でイベントに参加するというのは、当たり前だけど他県へ出向くのとは訳が違くて、幾つもの高いハードルがある。商品を国外に持ち出すことの難しさや、経費がかなりかかっちゃうよ問題。そしてもちろん言葉の壁。だけど、それを乗り越えた先の感動や刺激というのも大きい。
雑貨女子博のお客さんが、日本語を理解できたりで親日の方が多いということもあるとは思うけれど、育ってきた環境や文化、使う言語の違う人同士が、同じ作品に対して「すてきだな」という感覚を共有できるって、なんかやっぱりすごいことじゃないですか? それはつくり手の凄さでもあり、人と人との可能性でもあるように思うんです。
たとえばこれまでは、地域や学校、仕事や世代なんかでコミュニティというものは形づくられてきたことが多いと思うけれど、すてきだな、と思うものやことが近いという共感性で繋がっていくことができたら、言語や国境だって超えて、きっとぼくらはどんどん仲間を増やしていけるんじゃないかって。
と、いうわけで、沖縄にしっかり軸足をおいた上で(ここ大事ね)、個人的には県外・国外での機会もつくっていけるといいなと思っているわけです。しまよそで繋がる仲間を増やしていきたい。夢はでっかく「島の装い。展 in Paris」です。
text:セソコ
写真はイベント終了後に立ち寄った「華山1914文創園区」。日本の文化を台湾に素敵に紹介している雑誌「秋刀魚」のEvaさんとHankさんにもお会いした(いつか沖縄特集を作ってもらえたらいいな)。最終日は台中に移動。雑貨女子博の主催、本日製作社さんに繋いでいただいて「台中国家歌劇院(オペラハウス) 」へ。スタッフの方もとても良い方々ばかりで、しまよそが開催できたら良いなーなんて妄想は膨らむばかり。
text:セソコ