2024/11/20 12:00
はやいもので、「島の装い。STORE」がオープンして３年が経ちました。人間で言えば３歳。小型の犬や猫で言えば28歳、最初の２年で24歳ぐらいになって、そのあとは４歳ずつ歳をとるんだって。ちなみに、うさぎやフェレットで言えば３年で36歳とからしいです。
お店はいま何歳なんだろう。３歳とは思わないけど、28歳でもないよな。
自分に照らし合わせてみると、精神的な年齢も、仕事のスキルや社会的なポジション？ みたいなものも、時間の経過による実際の年齢よりも随分ゆっくりだったなぁという感じをずっと抱いてきました。
大学を卒業した後に編集と校正の専門学校に行って、新富町にある社長含めて4人だけのちいさな出版社に入り、水道橋の広告代理店に転職して雑誌の編集部に。その時の上司に編集やら文章やらを叩き込まれたのが20代の後半。30代前半で雑誌の副編集長を経験したけど少しも納得のいくような仕事はできず。書籍の編集やイベントの企画、店舗運営なんかで仕事の幅を広げたあと、35歳で沖縄に移住。独立して、初めての著書を出したのが36歳かな。島の装い。をはじめたのが42歳。いまだに精神的に立派な大人になっただなんて到底思えない。
人それぞれにペースがあって、その時々に役割があるだけなので、年齢なんてあまり意味がないとは思っているんだけど、いつも「もう５歳若かくにいまの状態だったらよかったな」とか思ってました。心技体とかいうけれど、すべてが実年齢にピタッと一致するタイミングなんてくるのかな。
なんだかだいぶ話が逸れたけど、島の装い。STOREは、まだ社会人になりたてくらいの感じかな。自己認識をしっかりして、できることを増やして、自分の役割を見つけていく。３シュー年は台風の影響で予定が大幅に変更になってしまったうえに、自分も短い滞在になってしまったんだけど、それでもたくさんの人が訪れてくれて、３年という時間に積み重ねられたものと、感謝と、島の装い。STOREの可能性を感じることができる時間でした。
４年目も成長曲線は右肩上がりの角度を上げていきたいです。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。そして、島の装い。STOREに期待することとかあったら、ぜひコメントやDMなんかでも教えてくださいね。
text：セソコ
