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2025/01/22 12:00

前回のコラムに続いちゃいますが、急きょ元日に帰った地元渡嘉敷島がやっぱり素晴らしかったので、この場を借りてちょこっと皆さんに共有させてください!


「楽しい時間や嬉しい時間は一瞬で過ぎていく」とよく聞きますよね。年末年始のお休みなんかはいい例で「終わっちゃうのかぁ。」と惜しむ気持ちになりがちです。しかし今年の私の年末年始はそんなことはなくて、たった一日の滞在で年末年始はもう満足!と思えるほど不思議で充実した時間を渡嘉敷にて過ごしてきました。



島に上陸したのは夕方。いつものようにまずはご先祖の皆さんに「帰ってきたよ〜いつもありがとう〜。」と挨拶をする。17時半の鐘を聴きながらビーチや当時の遊び場をしばらく散歩して、大切な人たちと晩ご飯がてらお酒を片手に語らう夜を過ごす。眠って起きたら父ちゃんと朝昼ごはんを食べて、港に行くまでを寄り道ドライブしながらおしゃべりして、島にバイバイする。



特に贅沢はなくて、ゆっくりするのには短いくらいの滞在。お正月は「暇」を持て余してダラダラと過ごしてしまうことが多いのだけれど、生き物の足跡を見つけたとか、視界が煌めく自然で満たされているとか、島の人と尽きない島トークをするとか、毎分毎秒に渡嘉敷ならではの面白くて喜ばしい瞬間がたくさんつまっていて、子どもの頃と変わらず、一瞬たりとも退屈を感じない時間を過ごしました。



そんなふうに充実していると楽しくて「あっという間だったなぁ。」と感じてしまいそうだけれど、余すことなく「暇」を満喫できると、時間が足りない!なんてよりも、まだ30分も経っていないの?とむしろ時間が無限のように感じられてしまう不思議。一日ってこんなに時間あるんだと知った渡嘉敷帰省でありました。

余談ではありますが、渡嘉敷島も夏場の観光シーズンはたくさんの人がいたりして、私が体験したような時間はなかなか過ごせないかもしれないですが、今の時期は人も少なくて、運が良ければクジラにも会えたりするのでオススメですよ。ぜひ。

text:コミネ