2025/03/25 12:00
終わっちゃいましたねぇ、『島の装い。展 vol.5』。
ご来場いただいたお客さま、出店してくれたつくり手の皆さま、関わってくれた皆さま、本当にありがとうございました!
過去最多の出店数、ちゃんとカウントはできませんが足を運んでくれたお客さんの数もおそらく過去最多だっただろうと体感できる盛り上がり。
10日間を通してあの場所に起こったナイスな空気感を、楽しかったなぁって反芻しています。

セソコさんも前回書いていましたが、「設営」時に会場が出来上がっていく時の"熱"と同様に、開場前に誰もいない会場の"静けさ"も好きな光景で。
そして、イベントが終わって「撤収」する際の"寂しさ"を含んだ時間も、さまざまなプロたちによる仕事が目の当たりにできる自分にとってのご褒美タイム。「搬入・設営・解体・搬出」全部大好き。
そして、イベントが終わって「撤収」する際の"寂しさ"を含んだ時間も、さまざまなプロたちによる仕事が目の当たりにできる自分にとってのご褒美タイム。「搬入・設営・解体・搬出」全部大好き。

最終日の翌日、早朝から次々と解体される灯台や什器たち。順々に運び出されていく機材。空いたスペースから清掃が入っていき、パルコシティのオープン時間には前日の雰囲気が嘘のような、”日常のセンタープラザ”に戻りました。これが寂しくもあり、でもゾクゾクもする光景で。




こうやって目に見えない仕事をこなしてくれる業者さんたちの存在あっての島の装い。展。縁の下で支えてくれる業者さんたちの仕事っぷりには毎度、尊敬と感謝の気持ちと、カッコいいなぁっていう憧れもあったり。
その出来上がったり無くなっていったりする様を見ながら、自分自身の気持ちも上がったり落ち着けたり。
これはお客さんはもちろん、出店者さんも見ることができない、我々だけの楽しみ方。運営ならではの役得です。いいでしょー。
コトの起こりから終わりまで見れるのは物語を読むようでもあって。この物語は確かに終わりがくるけれど、また来年に紡がれて、新しい物語が起こるんだっていう実感が持てるのが嬉しいんですよ。もう来年のことを考えてワクワクしちゃう。
こういう、目に見えないワクワクも、“ものづくり”に通じていますよね。
text:シオヒラ