2025/09/21 18:00
「自分から【陶芸】というものを抜き取られたらどうなってしまうんやろ」
先日、陶芸作家の馬川裕輔さん(@yusukeumakawa)のスレッズの投稿が目にとまりました。「自分のアイデンティティを考えた時に陶芸なしではなりたたない」と。
私にとっての【陶芸】って何なんだろうと、ふと思いました。そういうものが私にはあったっけ。
「島の装い。」のまわりには“ものづくり”を生業にしているひとがたくさんいて、沖縄という地で切磋琢磨しています。10月に開催する「暮らしのイッツソーグー!」に集まってくれる県外のつくり手さんも同じで、たくさんの想いやこだわり、好きを作品という形に詰めこんで表現しています。
だからこそ作品は魅力的に映るし、そういう部分を感じて私はわくわくするのです。
それは今回の「暮らしのイッツソーグー!」で文具のPOPUPを一緒に企画してくれているLETTER STAND loloの岩下里実さん(@letterstand_lolo)も然り。
以前、中村活版印刷所さんが開催していたイベントでたまたま岩下さんにお会いした時、紙ものを見つめる目が本当にキラッキラしていたのが印象的で、好きの情熱ってすごいんだなぁと思わずにはいられませんでした。
そんな岩下さんが「暮らしのイッツソーグー!」の中でプロデュースしてくれる『LETTER STAND loloのときめき文具にハロー!』のコーナーは、全国から7組の文具にまつわるつくり手さん(+loloさん)が集まって、まさに岩下さんの好きが詰まったコーナー。
フレークシールビュッフェやイラストオーダー会なんかもあって、岩下さんがいなければ実現できませんでした。私も知らないアイテムがたくさん届くので楽しみのひとつです。
そして、私にとっての【陶芸】のはなし。
やっぱり特定の“何か”はないけれど、私にとっての【陶芸】は“こころ動かされるものを見つけて「いいよね!かわいいよね!すてきだよね!」って言いあうこと”なのかもしれない、と思いました(ちょっと抽象的だけど)。
好きなもの見つけてわくわくして、自分の周りを好きで満たす。
それはまさに「暮らしのイッツソーグー!」なのかも。
今年で4回目になるこのイベントは、毎回自由に企画させてもらっていて、悩みながらも好きなことを好きなように楽しくやらせてもらっています。とくに今回、出展者でもある靴下のhacuさんにお願いして作ってもらったイベントオリジナルグッズ「履けばゴキゲン!イッツソーグー靴下」は初の試み。好きな模様を好きな色、好きなデザインで作れたのは貴重な経験でした。
そんな全国からとっておきが集まるイベント。
ぜひ一緒に会場で“好き”を楽しんでくれたらうれしいです。
▼イベント概要
タイトル:島の装い。presents『暮らしのイッツソーグー!』
開催期間:2025/10/9(木)〜13(月・祝)
開催場所:サンエー浦添西海岸 PARCO CITY / 2 階 センタープラザ
イベントの出展者は「島の装い。プロジェクト」のイベントアカウント(@shimanoyosooi_event)でご紹介しています!ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
text:うえむら