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2025/12/07 18:00

毎日のように聴いている帯のラジオ番組があって、その番組でゲストの方がオススメのシュトーレンを紹介していまして。

ほうほう、と聴いていたら、番組パーソナリティの方がシュトーレンを知らなかったんですよ。

その方はカルチャー方面にとても明るく、普段からおいしいものやワインの話なんかもしていたので、そんな人がシュトーレンを知らないということに少し驚きまして。


でも待てよ、と。自分にとっては”知ってて当たり前”だと思っていることも、誰かにとっては”知らないこと”だというのは当然あることだよなと、思い直しまして。そして、その逆もまた然りだな、と。

そこで改めて、知ってるつもりのシュトーレンについて調べてみたんですよ。


シュトーレンとは。

ドイツの伝統的なクリスマスの発酵菓子。

バターをふんだんに使用した生地にドライフルーツやナッツなどを練り込んだスイーツパンで、起源は14世紀まで遡るそう。(諸説あり)

「アドヴェント」という「12月25日の4週前の日曜日から12月24日まで」の期間に少しずつスライスしてクリスマスまで食べるというのが主流の食べ方。

自分自身では毎年のようにどこかしらのを買って楽しんでいたシュトーレン。

ちゃんと知ってたつもりですが改めて調べてみると、ケーキというよりはパンなんだなということがわかって、パン屋さんがつくっていることにより納得感が増しました。


“当たり前”だと思い込んで、そこで立ち止まっちゃいけないですね。

知らない人にも良さを伝えられるような人間でありたいな、と。


そんなことを思いながら、今年はストアに先週届いたパンドカイトのシュトーレンを少しずつ楽しんでいます。

パンドカイトのシュトーレンはめちゃくちゃしっとりしていてリッチな甘みで、それでいてドライフルーツやナッツ類は上品な味わい。

寒くなってきた12月の朝にエネルギーをくれるおいしさです。





そんなパンドカイトのシュトーレンはもう売り切れちゃいましたが、本日プレタポルテからもシュトーレンが届いていますし(味見させてもらって、こちらもさわやかでおいしかった!)、ルンタッタのシュトーレンも近日入荷予定だそうです。

沖縄のつくり手によるシュトーレンで、おいしくたのしくクリスマスを待つ、なんてのもいいんじゃないでしょうか?



text:シオヒラ