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2026/07/19 18:00


何ヶ月も前から予定にいれていた、気になっていた作家さんの個展へ、先日足を運びました。


この日は、那覇の「手しごと市」と、工芸の杜の「骨董市」を巡って、それから沖縄北部で開催されている個展へ行って、日が落ちるまでゆっくり過ごそうという計画。

思いのほかそれぞれのイベントで長居をしてしまって、少しあわてながら北部へ向かうと、台風が来ないと珊瑚にとって良くないという理由がわかるくらい海は凪いでいて、そんな穏やかな景色の横を、ときおり車をとめて写真を撮りながら進み、お目当ての個展が開催されている「山原工藝店」へ。

山原工藝店は、旧小学校を活用した「喜如嘉翔学校」の中にあるお店。工房やカフェ、宿なんかが集まる場所で、沖縄本島北部の工芸家のものを展示販売しています。そこで「UMESHISO工房」の個展は開かれていました。⁡

UMESHISO工房さんは、マニアックな動物をモチーフに器やオブジェをつくっている陶芸作家さんで、この日はユニークなポーズをした動物の器や花器、動物の小ちゃなオブジェから壁かけの大きな作品まで所狭しと並んでいました(陶器の個展や展示は会期のはじめにいくのがおすすめ◎)。



たぶん売り場を5周はしたと思う。

2周目までは可愛い鹿さんだなと思っていたものが、3,4周目あたりで地元に生息していた固有種だったことに気がついてお買い物かごに。気づいた喜びもあるけれど、こうしたニッチな動物にも目を向け、作品をつくっている作家さんの「動物好き」が伝わってきてなんだか心地よくうれしい気持ちになりました。

そんな感じでほしいものを選びながら組み合わせを吟味、クマの小皿に猫の箸置きを乗せてみると、まるでクマの背中に猫がうずくまって寝ている姿にみえてこちらも即決。思いがけない発見にであえて、やっぱり手に取って選ぶことの楽しさを実感しました。



「足を運ぶ」と作家さんの人となりを感じられることがあります。その日、その場所だからこそ出会える景色や出来事もある。30分でも、3時間でも、目の前のものをじっくり見ていると新しい発見があったりする。手に取ることで思いがけない魅力に気づくこともある。⁡

気軽にオンラインでお買い物できる時代だからこそ、その場所まで足を運んだ時間や景色、そこで感じた気持ちまで一緒につれて帰ってきたものは、暮らしの中で特別な存在になっていく気がします。

そんなふうに迎えたものだから、自然と「長く大切に使いたい」という気持ちも育っていくのかもしれません。

text:コミネ



*UMESHISO工房さんの器は当店では取り扱いはございません🙇‍♀️